布団クリーニングで保管サービスを提供している業者比較|選び方や利用の流れなど

2021年7月30日

布団の保管サービスとは

シーズンオフの布団の保管は案外場所を取るものです。ましてや家族の人数分の冬物布団となると、収納スペースもある程度必要となり、悩みの種となっている家庭も多いことでしょう。布団の保管場所に関する悩みを解決してくれるサービスが最近注目を集めています。布団クリーニングの保管サービスとはどのようなものでしょうか。メリットやデメリット、料金、保管環境や返却時の注意点を紹介します。

 

布団クリーニングの保管サービスとは

布団クリーニングの保管サービスとは、布団クリーニングの有料オプションサービスの一つです。次に使用する時期までクリーニング店が預かってくれるサービスで、最近利用する人が増えています。

保管サービスには店舗型・宅配型があり、最長6∼12カ月間預けることが可能です。温度や湿度が管理された専用の保管庫で保管するため、カビやダニが発生する心配はありません。紫外線によるダメージを防止しながら保管するお店もあり、家族の布団を最適な環境で、安全・安心に保管します。

 

保管サービスを利用するメリット

布団クリーニングの保管サービスを利用するメリットは以下の通りです。

  • 収納場所の節約ができる
  • 最適な環境で保管する
  • 宅配型は24時間受付できる
  • 重たい布団を運ばなくて済む

保管サービスを利用すると自宅の収納場所が節約でき、その分空いたスペースを有効活用できます。布団に適した環境で保管してくれるため、安心して任せられます。宅配型のクリーニングだと24時間受付可能で、自宅まで取りに来てくれるため、重い布団を運ぶ必要もありません。

 

保管サービスを利用するデメリット

保管サービスを利用するデメリットは以下の通りです。

  • 使いたいときにすぐ返却ができない
  • 自宅での洗濯やコインランドリーよりもコストがかかる
  • 保管期間・数に制限がある

パッケージ化されているので、急な来客で布団が必要になったときなど、掛布団だけ返却してもらうことはできません。シーズンオフの布団を全てまとめて出してしまっては大変です。数枚程度、手元に残しておきましょう。

布団の丸洗いや布団クリーニングが前提となるサービスのため、自宅やコインランドリーで洗濯するよりもコストがかかります。安く済ませたい場合は、自宅の押し入れやクローゼットの収納を工夫しましょう。

保管サービスは永遠に預けられるわけではなく、保管期間や布団の数に制限があり、希望する布団の枚数全てを預けられないこともあります。必要な時期などを考慮して預けるようにしましょう。

 

布団クリーニング保管サービス5社比較

布団クリーニングの保管サービスを実施している5社を比較して、表にまとめました。参考にしてください。

 

保管期間 利用料金 保管サービス

利用料

圧縮サービス 送料
リナビス 最大12カ月 9,680円~ 無料 無料

※沖縄、一部離島を除く

イオン(カジタク) 最大9カ月 12,980円~ 1,100円(1パック) 無料

※沖縄、一部離島を除く

リコーベ 最大12カ月 10,700円~(クーポン利用時) 無料 無料

※北海道・沖縄・離島は4000円(税込)

せんたく便 最大6カ月 13,178円~ 無料 無料

※沖縄、一部離島を除く

白洋舍 最大6カ月 13,750円~ 無料 無料

※すべて税込価格

宅配型の保管サービスは布団をパッケージ化しての預かりとなります。保管期間は半年から1年です。

保管サービスの利用は無料が多いのですが、一定期間を経過すると料金が発生することがあるので、ご注意ください。

 

リナビス

リナビスの布団クリーニングは、敷布団1枚だと10,230円、掛布団は1枚9,680円ですが、枚数が増えるたびに1枚当たりのクリーニング料金は安くなります。例えば、掛布団1枚と敷布団3枚の組み合わせで1枚当たり4,482円となります。

保管サービスは最大12カ月まで、無料で預かってくれます。

敷布団0枚 敷布団1枚 敷布団2枚 敷布団3枚 敷布団4枚
掛布団0枚 - 10,230円 14,080円 15,840円 18,480円
掛布団1枚 9,680円 13,530円 15,920円 17,930円 -
掛布団2枚 12,980円 14,740円 17,380円 - -
掛布団3枚 14,190円 16,830円 - - -
掛布団4枚 16,280円 - - - -

(税込表示)

防ダニ加工や圧縮配送、羽毛布団を防虫保存袋などのサービスは別途料金が必要です。セミダブル、ダブルの布団は枚数によって料金が別途かかりますが、クイーンサイズ、キングサイズは申し込みできません。

【取り扱い可能】

羽毛布団(敷・掛)、羊毛布団(敷・掛)、綿わた布団(敷・掛)、こたつ布団(敷・掛)、座布団、ベビー布団、毛布、タオルケット

【取り扱い不可】

マットレス、ムートン素材、本革を使用した布団・寝具類、ノンキルト、汚れ・臭いがひどいもの、破れ・穴があいているもの

リビナス公式HPはコチラ

 

イオン(カジタク)

イオン(カジタク)の布団クリーニングは、2点パックと3点パックがあります。毛布は3枚を1点、夏用掛け布団やベビー用布団は2枚で1点、こたつ布団は上下一組で1点とカウントします。自由に組み合わせできるのがポイントです。

最大9カ月保管でき、1パックごと1,100円で預かります。温度・湿度が整った環境で保管されるので、カビが発生する心配はありません。また返却時期の変更も簡単にできます。

点数 料金 1枚あたりの料金
1点
2点 12,980円 6,490円
3点 18,700円 6,233円

防ダニ加工オプションは、布団1枚当たり1,100円となっています。2点パックでは2,200円、3点パックでは3,300円となります。

7月31日まで、「保管付きふとん宅配クリーニング」の保管料が0円になるクーポンを発行しています。クーポンの利用は、オンラインショップでの申し込みの場合だけで、店舗での利用はできないので、ご注意ください。

 

【取り扱い可能】

羽毛布団、羊毛布団、綿わた布団、こたつ布団、ベビー布団、毛布、ベッドパッド、肌掛け、夏掛け

【取り扱い不可】

枕、座布団、低反発素材の布団、ウレタン素材のマットレス、電気布団、電気毛布、ムートンなどの皮革商品、ファートン(毛皮を使った敷布団)、ノンキルト商品、絹わた(真わた)の布団、固わた布団、布団カバー、遠赤外線加工・備長炭入り、磁石入りの特殊品、その他イオン(カジタク)が取扱いできないと判断するもの

イオン(カジタク)公式HPはコチラ

 

リコーベ

リコーベは創業70年の老舗クリーニング店です。布団クリーニングは新規会員登録で2点パックが10,700円になり、1枚当たりの料金が5,350円となります。新規会員登録をすると送料も保管サービスも無料となります。

 

点数 料金 1枚あたりの料金
2点 10,700円 5,350円

シミ抜き、毛玉取りは無料で、オプション料金は発生しません。布団は、羽毛・化繊綿使用のものだけで、和布団の取り扱いはしていません。

 

【取り扱い可能】

毛布、こたつ布団、羽毛布団、肌掛け布団

【取り扱い不可】

和布団

リコーベ公式HPはコチラ

 

せんたく便

滋賀県内に約37の実店舗があるクリーニング店で、宅配も展開しています。「パック料金+オプション」というシンプルな料金設定で、2点パックは初回が13,178円で、1枚増えるごとに4,500円追加となります。2回目以降はリピート割引が適用されます。

別途6,300円で、防虫・防カビ加工が可能です。無料保管期間は最大6ヶ月ですが、1ヶ月に付き1,080円で延長できます。

 

コース 料金 1枚あたりの料金
布団パック(2枚) 13,178円 6,589円
リピート割 12,408円 6,204円

 

パック料金は、こたつ布団やホットカーペットカバーも対応できます。

 

【取り扱い可能】

羽毛布団、羊毛布団、毛布、こたつ布団、ホットカーペットカバー、肌掛け布団

【取り扱い不可】

取り扱い絵表示がない場合、ドライクリーニングも水洗いも不可能な場合、虫食い等の穴や傷がひどく、クリーニングが不可能と判断した場合

せんたく便公式HPはコチラ

 

白洋舍

白洋舍には通常のクリーニングのほかに、保管付きコースや防ダニ加工と保管付きコースがあります。

ただし「ふとんらくらく宅配便」には保管サービスのオプションはありません。保管付きコースを申し込みたい人は、白洋舍の実店舗、集配サービスで申し込んでください。

保管サービスは最大6か月で、パック料金込みの設定となっています。

 

コース 料金 1枚あたりの料金
シングル掛布団2枚 13,750円 6,875円
保管付き掛布団2枚 14,300円 7,150円
保管付き掛布団3枚 22,550円 7,516円
防ダニ加工・保管付き掛布団2枚 15,950円 7,975円
防ダニ加工・保管付き掛布団3枚 24,750円 8,250円

 

【取り扱い可能】

羽毛布団、綿布団、化繊わた布団、羊毛布団

【取り扱い不可】

生地のやぶれの恐れがあるなど、クリーニングが困難と技術者が判断した場合

白洋舍公式HPはコチラ

 

布団クリーニングは「ラクリ」もおすすめ!

lacuri

ラクリの布団クリーニングで保管サービスは行っていませんが、他のクリーニング業者にはないメリットがあります!

ラクリが選ばれる5つのメリット

  • ふとんを傷けないよう中性洗剤を使用
  • 人生地や中綿を傷けないよう漂白剤・溶剤は無使用
  • 一定の品質を保つため、ふとん専用洗濯機で洗浄
  • 人体の悪影響を防ぐため薬剤は無使用
  • 布団の形状を損なわないよう希望すれば圧縮パックでお届け

ラクリの宅配クリーニングは料金や仕上がりのクオリティを心配する方にぴったりのサービスを提供しています。国家資格であるクリーニング師がお客様の大切な敷布団を点検し、布団丸洗いでダニアレルゲン量に関していえば99.5%を死滅させるほどの徹底ぶり。ラクリでは人体への悪影響を防ぐため布団の中の汚れまで溶かし出すため温水につけこみ、環境にも優しいオリジナル布団専用洗剤を使用しているので、小さな子どもが布団をなめてしまっても安心です。

また乾燥に関しては布団を傷めない2段階乾燥でふっくら仕上げてくれます。元のふっくら感を再現できるよう圧縮せずに届けてくれるのも嬉しい点です。「収納スペースの空間を確保したい」など圧縮を希望される場合は圧縮袋で圧縮加工し届けてくれます。

 

敷布団0枚 敷布団1枚 敷布団2枚
掛布団0枚 10,230円 12,980円
掛布団1枚 9,680円 12,430円
掛布団2枚 11,880円

(税込表示)

【取り扱い可能】

羽毛布団、羊毛布団、綿わた布団、ポリエステル・アクリル・ウレタン素材の布団、羊毛50%ポリエステル50%などの洗える素材の混合布団

【取り扱い不可】

真綿布団(シルク)、ポリエチレン素材の布団、ムートン・ファートンなどの皮革製品を使用した布団、マットレス、ノンキルト、低・高反発ウレタン素材の布団、羽毛と他素材の混合布団、高密度の生地で縫製された敷布団、電気毛布・電気布団などの機械が付属された布団、遠赤外線加工や備長炭入り布団、磁石入りの特殊品を使用した布団、ムアツ布団、婚礼布団(どんす・りんず)、その他特殊素材を使用した布団

ラクリ公式HPはコチラ

 

布団クリーニング保管サービスの選び方

布団クリーニング保管サービスの選び方、見極め方のポイントは以下の通りです。

  • クリーニングの品質
  • 保管前にクリーニングをするか
  • 布団圧縮サービスはあるか
  • 返送時期の調整ができるか

クリーニングの品質が優れているか、熟練の職人が行ってくれるかなどを確認しましょう。公式ホームページにお店の紹介が掲載されているので、事前にチェックすることが大切です。

 

また、布団の汚れは長い間放置すると取れなくなるので、クリーニングしてから保管するのか、保管して返却する前にクリーニングするのかも確認してください。

布団圧縮サービスがあると、収納はラクですが、羽毛が傷んだり、全体がへたったりする恐れがあります。

圧縮しない状態だと、ふわふわを維持できますが、収納がかさばります。収納場所の有無や自分のライフスタイルに合った方法を選びましょう。

 

保管サービスを利用する際、返送時期を後日変更できるのかも大切なポイントです。時期の調整に融通が利くお店を選びましょう。

 

布団クリーニング保管サービス利用の流れ

布団クリーニング保管サービス利用の流れを順に紹介します。

  1. 各社公式サイトから申し込み
  2. 梱包キットが届く
  3. 布団を梱包
  4. 集荷依頼・引き渡し

保管サービスの利用は4ステップです。梱包キットに説明書が入っているので、参考にしてください。

返送時期の指定は、申し込み時か布団の梱包時に行います。ほとんどのクリーニング店は指定した日にちの2週間前までに連絡すれば返送日を調整できるようです。

 

布団クリーニング保管サービス利用のQ&A

布団クリーニング保管サービスを利用する際のよくある問い合わせです。参考にしてください。

 

保管期間の目安は?

冬物布団だと、クリーニングと保管を依頼するタイミングは5~6月ぐらいが多く、返送してもらうのは10月ごろになります。気温が15℃になる時期を目安にするといいでしょう。保管期間は6カ月ぐらいが適切です。

 

布団をクリーニングに出す目安は?

布団には、皮脂や汚れが付着しています。長期間使用しないときは、汚れや湿気をしっかり取ってから収納しないと、シミや黄ばみの原因になりかねません。年に1回は布団の丸洗いを行うと、質の高い眠りを確保できます。

 

まとめ

シーズンオフに布団を丸洗いしておくと、次のシーズンは快適な眠りを確保できます。布団の種類によっては自宅やコインランドリーで洗濯できないものもあります。プロに布団のクリーニングと保管してもらうことで、気持ちも新たにスタートできそうですね。また、自宅の収納スペースが増えて、家の中もスッキリします。布団のクリーニングや保管場所に、毎回頭を悩ませている人はぜひ検討してみてはいかがでしょう。

© よむしる