記事を継続的に公開してサイトへの訪問者数と売り上げの増加や顧客リストの獲得を目指すコンテンツSEOに必要なツールを紹介します。
コンテンツSEOに必要なツールの種類
コンテンツSEOに必要なツールの種類は大きく5つに分類することができ、各運用工程で利用することでコンテンツSEO対策の精度上々と作業時間の短縮が図れます。
コンテンツSEOに必要なツールの種別
- コンテンツ管理システム:記事・ブログの投稿管理システム
- 検索ボリューム調査ツール:キーワードの月間検索回数を調査
- ターゲットキーワード選定ツール:記事毎の目標キーワードを選定
- 記事の構成案・ニーズ分析ツール:質の高い記事を作成するための調査
- 順位計測ツール:作成したコンテンツの順位状況を確認
コンテンツSEOの対策方法は、上位表示をしたいキーワードを選定して、キーワードのニーズ(ユーザーが知りたいこと・求めていること)に応えた質の高い記事を作成するサイクルを繰り返します。
少なくとも記事がリリースできる環境の用意とキーワードの選定、ニーズを調査するためのツールを用意する必要があります。
それでは以下にて種類ごとにおすすめのツールを紹介いたします!
コンテンツ管理システム(CMS)
コンテンツ管理システム(別名:CMS-Contents Management Systemの略)とは、ブログの投稿・管理・更新ができるシステムで運営するサイトに搭載できるシステムを指します。
コンテンツを投稿するのにエンジニアのリソースが必要なくなるためコストの削減やスピード感のある運用(サイトの更新頻度が高められる)ができるようになります。
WordPress(ワードプレス)
WordPressはCMSのシェア率65.3%(データ参照:W3Techs)を誇る世界で圧倒的に導入されているオープンソース型のCMSです。
オープンソース型CMSとは
ソースコードが一般公開されているためライセンス費用がかからない(無料で利用できる)ためコスト面にすぐれたCMS
サイトの見た目を変更するために用意されたデザインテンプレートや、お問い合わせフォームやSEO対策ができるプラグインと呼ばれる追加機能も簡単に追加できます。
新規でドメインを取得してコンテンツSEOを始める際は、ロリポップやエックスサーバーなど主要なサーバーはWordPressの簡単インストール機能が用意されていおりWEBの知識のない個人ブロガーでも手軽に導入できます。
もちろん日本国内においても断トツで1位であるWordPressは、ネット上での情報も多くあり何か不具合があった際の対処法も調べることができます。
費用 | 無料 |
Shopify(ショッピファイ)
画像:shopfy
全正解170ヵ国以上で利用されているECサイト用のプラットフォームでブログ機能も搭載されており、全世界でのCMSのシェア率はWordPressに次ぐ世界2位の6.6%です。
ECサイトとブログの同時運用を検討している方におすすめで「オリオンビール」「ゴーゴーカレー」が導入しています。
月額費用 | 29$~ |
Wix(ウィックス)
画像:Wix
Wixは、インターネット上でホームページの作成・管理・集客ができるクラウド型のWeb作成プラットフォームでシェア率は世界で第3位の2.9%です。
基本で無料で利用できるものの制限が多いため、コンテンツSEOの運用を続けていった先には有料版への乗り換えが必要となるケースがあります。
また、WixはWordPressとは異なり企業が運営しているため万一、サービスが終了する際にはサイトが無くなってしまうリスクがあります。
月額費用 | 無料~ |
※海外ツールのため$決済
キーワード毎の月間検索数が調査できるツール
コンテンツSEOを実施する際、作成する記事ごとに上位表示を目標とするキーワード(ターゲットキーワード)を決める必要があります。
キーワードごとの検索回数(検索ボリューム)の調べ方は、無料ツールで簡単に確認することができるため該当するサービスを紹介します。
Googleキーワードプランナー
画像:Google広告
キーワードプランナーとは、Googleが無料で提供するキーワードの検索ボリュームを調査するためのツールです。
ただし、Googleで広告を出稿していない場合は正確な数値が確認できない仕様へ変更されているため人によっては正確な数値を把握することができません。
料金 | 無料 |
ruri-co(ルリコ)
ruri-coは、2000万にも及ぶキーワードの検索ボリュームを調べることができる無料ツールです。
また、ターゲットキーワードの複合KWD(サジェストワード)の検索ボリュームをあわせて調査が可能です。
料金 | 無料 |
aramakijake.jp(あらまきじゃけ)
aramakijake.jpもキーワードの検索ボリュームを調査できる無料ツールです。
表示される検索ボリュームは他の調査ツールと若干の誤差が発生しているため参考程度にとどめておきましょう。
料金 | 無料 |
ターゲットキーワードの選定ツール
コンテンツSEO用のターゲットキーワードを毎回手作業で調査をすると記事の作成にかけられる時間が確保できないためツールの利用をおすすめします。
紹介するツールの利用方法は、競合サイトが記事ページで順位を取得しているキーワードを一覧で洗い出してターゲットキーワードとする手順となります。
Semrush(セスイーエムラッシュ)
画像:Semrush
Semrushは全世界700万人以上のwebマーケターが利用する競合分析ツールです。
競合サイトが順位を獲得しているキーワードの調査をはじめ、被リンク(外部のサイトから対象サイトへ設置されたリンク)獲得状況や広告出稿キーワード、SNSなど競合サイトの解析が可能です。
また、有料版と同じ機能がすべて使える無料トライアル版(30日)も用意されており、申し込み当日からスグに触れるところも嬉しいところ。
月額料金 | 119$~ |
※海外ツールのため$決済
ahrefs(エイチレフス)
画像:ahrefs
日本国内に限ればおそらくSemrushよりahrefsを導入している企業は多く、特徴は被リンクの調査に優れているところですがその他の点はSemrushとほぼ同じ機能です。
無料トライアル版(7日)も用意されており、申し込み当日からスグに触れるところも嬉しいところ。
月額料金 | 99$~ |
※海外ツールのため$決済
記事の構成案作成・ニーズ分析ツール
「ターゲットキーワードの選定が上流工程」「記事の作成は下流工程」となり、求められるポイントはユーザーのニーズを過不足なく理解して記事を作成することです。
検索ユーザーのニーズはデータ分析を分析することで簡単に調査することができるため、質の高い記事の作成に必要なツールです。
tami-co(たみこ)
月間1億PVを超える大手メディアや、業界特化型の専門サイトなど様々なジャンルでコンテンツSEOを成功を収める企業が実施しているtami-co(たみこ)を活用することでSEOに特化した記事が簡単に作成できます。
作成する記事のタイトルの作成補助機能など、WEBやSEOの経験が無い方でも簡単に使える機能をはじめ、SEO上級者に向けた本格的なデータ分析もわすか数分で分析でるオススメツールです。
月額料金 | 39,800円(税抜)~ |
順位計測ツール
順位計測ツールを利用すると、任意のキーワードや運営サイトが検索上位を獲得できているキーワードの順位が調査できます。
基本的にはGoogleが提供する無償ツールで事足りるため、はじめのうちは有料ツールは必要ありません。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)
Google Search Consoleは、Googleがサイトの掲載順位を監視、管理、改善するために開発した無料ツールです。
導入方法も簡単で、サイトに管理者のコードを埋め込むだけで利用ができます。
料金 | 無料 |
GRC(ジーアールシー)
画像:GRC
GRCは、順位を測定したいキーワードをあらかじめ登録して、指定した頻度で順位状況をチェックするツールです。
ちなみに、順位を確認したいキーワード20個までなら無料で利用することができます。
月額料金 | 495円(税込)~ |
SEOチェキ!(せおちぇき)
画像:SEOチェキ!
SEOチェキ!は対象のURLと順位を計測したいキーワード(最大3つ)を入力するだけで現在の順位状況が確認できるツールです。
サクッとイマの順位を調べたい場合に便利なツールです。
月額料金 | 495円(税込)~ |
まとめ
コンテンツSEOで成功するには品質の高い記事を継続的に作成・リリースすることです。
そのために記事を公開するフローの効率化や、ユーザーのニーズを調査・把握するためのツールなど利用することで成功まで最短距離で駆け上がれる可能性が高くなります。