法人用デビットカードのおすすめの1枚とは!?メリット・デメリットや審査について解説

2021年10月21日

この記事の執筆者

金子 賢司
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。 <保有資格>CFP

キャッシュレス決済というとクレジットカードが主流ですが、デビットカードも即時決済可能という点でビジネスの場でクレジットカードよりも便利に活用できるケースがあります。この記事では法人用のデビットカードの特徴について解説していきます。

法人用のデビットカードとは

法人用のデビットカードとは、即時決済ができる法人・個人事業主向けのカードです。

法人口座に紐づいて発行される決済用のカードで、商品購入時にデビットカードで決済をすると、法人口座から即時引き落とされるため、現金のやり取りが発生しません。お金をチャージして利用するわけでもありません。

引き落とし日

即時引き落としが原則のデビットカードですが、デビットカードを利用した店舗の取引情報の送信が遅れると、即時にならないことがあります。

デビットカードの種類

デビットカードの種類は「国際ブランド付デビットカード」「J-Debit」の2つがあります。

国際ブランドとは

カードの決済システムを提供している会社のこと。カードに記載の国際ブランドが、店頭で利用可能と掲示されていれば、世界中のどの店舗でも利用できます。

  • 国際ブランド付デビットカード…銀行口座即自引き落としカードのうち、国際ブランドと提携しているもの。提携している加盟店なら全世界で使用可能
  • J-Debit…全国のJ-Debit加盟店で使用可能で、キャッシュカードで決済をすると銀行口座で即時引き落としができます。

 

J-Debitカードは日本全国に加盟店がありますが、利用できるのは日本国内のみ。インターネットショッピングではほとんど利用できない。キャッシュカードに、即時決済の機能がついているので、改めてカードを発行する必要がないという特徴があります。
一方、国際ブランド付デビットカードは、国際ブランドの加盟店で購入すれば、海外で商品を購入しても、紐づけされた法人口座から即時決済される。海外で、現地通貨の引き出しにも利用できるという特徴があります。

国際ブランド付デビットカードには、デビットカードとキャッシュカードの機能が1つになった「一体型カード」と、キャッシュカード機能が無い「単体型カード」があり、「単体型カード」だけではATMでお金を引き出しができません。単体型デビットカードでお金を引き出す場合は、デビットカードとキャッシュカードの両方を持つ必要があります。

J-Debitカードはキャッシュカードにすでに機能が備わっているので、申し込み手続きや会費などがかかることはありません。気軽にデビットカードのメリットを活用したい方はJ-Debit。海外での利用が多い人や、インターネットでの買い物が多い人は国際ブランド付デビットカードを選ぶとよいでしょう。

また、国際ブランドの中でも、利用できる国や店舗の数に差があります。数ある国際ブランド中でもVisaは使用できる国や地域、店舗の数ともに世界トップを誇ります。

法人用クレジットカードとの違い

法人用のデビットカードとクレジットカードの大きな違いは「与信審査」「分割払い」「支払いタイミング」です。

カード 与信審査 分割払い 支払いタイミング
デビットカード 基本的に無い 不可 即時決済
クレジットカード 可能 後日引き落とし

デビットカードは審査をすることなく発行することができます。一方、クレジットカードは審査が必要ですが、これは、クレジットカードが、利用者の購入代金をいったんクレジットカード発行会社が建て替え、後日利用者に請求するという仕組みになっているためです。クレジットカードは、今の時点で現金が無くても、購入することが可能です。そのため、クレジットカード会社は、利用者本人に後日利用代金を支払える能力があるかを審査する必要があります。

デビットカードは商品の購入代金は、紐づけされた法人口座から即時決済となるうえ、預金残高までしか利用することができません。立て替えの必要が無いので、利用者本人が後日利用代金を支払えるか心配する必要もありません。そのため、デビットカードは基本的に審査が不要なのです。

また、デビットカードは分割払いやリボ払いは、不可、クレジットカードは分割、リボ払い、いずれも可能です。

法人用デビットカードのメリット

企業がデビットカードを利用するメリットは、「作成にあたって与信審査がない」「審査なしで作成できる」「クレジットカードと同じように使用できる」「経費処理・会計業務を効率化できる」「会社の経費が削減できる」「法人・個人事業主支援サービスがある」「経費管理が簡単」「海外ATMが利用できる」などがあります。

与信審査なしで作成できるカードが多い

法人用デビットカードは、原則、即時決済されるうえ、利用限度額は、紐づけされた法人口座の預金残高なので、クレジットカードのようにカード発行会社が利用代金を一時的に立て替えることはありません。そのため、法人用デビットカードは与信審査なしで作成できるカードが多いです。
デビットカード、クレジットカード作成に必要な書類はデビットカード、クレジットカードどちらも同じで、必要書類はさほど多くはありません。作り方もとても簡単です。
印鑑が不要なケースや、口座情報だけわかれば、通帳、キャッシュカードさえも不要なケースがあります。
【デビットカード、クレジットカード発行に必要な書類】

種類 審査に必要なもの
デビットカード
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳(顔写真入り)、保険証など
  • 印鑑

【すでに銀行口座がある場合】

  • 上記2点に加え、引き落としを希望する通帳かキャッシュカード
クレジットカード
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳(顔写真入り)、保険証など
  • 印鑑

【引き落としをする銀行口座が決まっている場合】

  • 上記2点に加え、引き落としを希望する通帳かキャッシュカード

デビットカードは、与信審査が原則ないため、創業期の法人や個人事業主のように、クレジットカードの審査に通りにくい場合でも、申し込み・作成が可能です。

審査なしで作成できるカードが多い

デビットカードは申し込んでからカードが手元に届くまでの期間は、金融機関によりますが、おおよそ1週間~3週間。クレジットカードなら約2週間程度かかるのが一般的です。

種類 発行までの期間
デビットカード 1~3週間
クレジットカード 約2週間

ただ、デビットカードは基本的にカード発行の際に、審査はありません。一方、クレジットカードは必ず発行する際に審査があるので、その分、デビットカードの方が発行までの期間は一般的には早いです。

ただ、最近では、デビットカード、クレジットカードの中には、オンライン申し込みで最短(カード発行までの期間)即日~3営業日で発行するタイプもあります。これは、信用情報機関や、国際ブランドとの情報連係や、業務効率化の賜物です。

クレジットカードと同じように支払い可能

デビットカードは、紐づけされている法人口座に利用額以上の預金残高があれば、ネットショッピング、飲食店、その他会社の経費、財務に関わる支払い方法はクレジットカードと同様の方法で支払えます。

デビットカードの使い方(Visaの場合)

店舗で利用する場合は、Visaのマークが掲示してあるお店で、「Visaカードで」または「1回払いと伝える」だけ。ネットショッピングの場合は、クレジットカードで支払いを選択し、16桁のVisaデビット番号と、有効期限などを入力するだけです。

Visaタッチ決済を利用できる加盟店で、GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビットカード」を利用すると、カードリーダーにカードをタッチするだけで支払いが完了。利用額が一定以内であれば、サイン、暗証番号は不要です。また、カード番号や有効期限の他、Visa Secureのパスワードを入力すると、第三者のなりすましによる危険性から防ぎ、強固なセキュリティにより安心して決済ができます。
さらに、国税や地方税も支払うことができるので、待ち時間なく税金の支払いを済ませ、なおかつ税金の支払いを口座で一元管理できます。

経費処理・会計業務を効率化できる

デビットカードを使って物品を購入すると、紐づけされた法人口座から即日決済され、経理処理の工程が少なく済むメリットがあります。

デビットカードの仕訳

デビットカードは商品購入代金が普通預金として仕分けされるため、クレジットカードよりも工程が1つ少なくなります。

クレジットカードで購入した場合、一旦「未払金」として処理。次に、翌月実際に利用代金が引き落とされたら未払金と相殺するため、デビットカードよりも経理部の処理工程が多くなります。

会社の経費が削減できる

デビットカードも利用額に応じてポイント還元が受けられます。広告費や事務用品、仕入代金など、法人単位で購入する場合は金額も大きくなるため、ポイント還元もそれにともなって大きくなります。デビットカードの場合は、キャッシュバックでお金が戻ってくるケースが多いです。

GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビットカード」のデビットカードの還元率は1.0%。
仮に100万円の広告費を決済した場合は、1万円がキャッシュバックされるため、結果的に会社の経費削減効果があります。

デビットカードの中でも、自社の独自ポイントを還元するタイプもありますが、用途が限られてる、ポイント有効期限があるなど、使い勝手が悪いことがあるため、キャッシュバックを受けられるタイプがおすすめです。

法人・個人事業主支援サービスがある

法人デビットカードを発行している金融機関が、法人や個人事業主の経営を支援するサービスも提供していることがあります。

法人・個人事業主支援サービス

資金調達支援や、士業紹介、経理・労務管理支援サービスなどを一定期間、特別価格で利用するサービスなど多岐にわたります。

GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビットカード」を持っていると、国や地方自治体が特定の要件を満たす企業に返済不要の金銭的支援をしてくれる、助成金、補助金の検索システム「Jシステム」が無料で利用できます。

Jシステムは、GMOあおぞらネット銀行が提携している株式会社ライトアップが提供しているシステムで、事業の状況など診断項目を入力すると、国・自治体で年間3,000種類に及ぶ助成金・補助金制度の中から利用できるものと、利用可能額を無料で確認できるサービスです。

経費管理が簡単

デビットカードは、商品の購入代金が即時決済されますが、あとでWeb明細で確認をすることができます。

Web明細

デビットカードをいつ、どこで、何に使ったかWeb上で確認をすることができます。

Web明細で後から確認をできるので、毎月のデビットカードの支出を振り返ることができます。

海外ATMが利用できる

海外出張や旅行などで現地通貨が必要になった場合、海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。

海外でのATM利用

海外の加盟店マークのあるATMを使って現地通貨で引き出すことが可能で、現地通貨を引き出すと、普通預金口座から即時で引き落とされます。

海外で急な支出があった場合でも、法人デビットカードがあれば現地通貨で引き出しができるので、急に現地通貨が無くなってもすぐにATMで引き出せます。

GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビットカード」なら、Visaマーク、PLUSマークがついた海外ATMを利用することができます。世界に200カ所以上の国と地域にあり、銀行以外にも主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。

法人用デビットカードのデメリット

企業がデビットカードを利用するデメリットは「付帯サービスが少ない」「クレジットカードよりポイント還元率が低い」「引き落とし口座の変更不可」「支払いできないサービスがある」「カードの発行枚数に上限がある」などがあげられます。

付帯サービスが少ない

付帯サービス デビットカード クレジットカード
キャッシング ×
不正利用や盗難の補償
ETC

法人用デビットカードは、基本的にキャッシング機能はありません。法人サービスとして、融資を支援するサービス、もしくは、融資を受けるためには改めて審査が必要となるサービスはありますが、クレジットカードのようにキャッシング枠がついているわけではありません。
その他、不正利用や盗難の補償はクレジットカードより低め。ETCカードが発行できるデビットカードはほとんどないなど、付帯サービスでは若干クレジットカードに劣る点があります。

クレジットカードよりポイント還元率が低い

デビットカードはクレジットカードよりも還元率が低い傾向があります。

種類 キャッシュバック・ポイント還元率
デビットカード 0%~1.0%
クレジットカード 0%~1.2%前後

GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビットカード」はクレジットカードの中に含めても、最高水準に位置付けられる、高い還元率を誇ります。

引き落とし口座の変更不可

法人デビットカードに限らず、デビットカードは紐づけされた口座から引き落としされるため、口座を変更することができません。

紐付された口座

法人用デビットカードは銀行口座に付帯しているサービスで、即時引き落としされるため、決済と引き落とし口座は連動している(紐づけされている)必要があります。

引き落とし口座を変更する場合は、それに対応する新たなデビッドカードを作る必要があります。

支払いできないサービスがある

加盟店が多い国際ブランド付の法人用デビットカードは、多くの店舗で利用することができますが、一部即時決済の仕組みに対応できないなどの理由で、使えないところ(サービス)があります。

<支払いできないことが多いサービス>

  • 高速道路や有料道路の通行料
  • ガソリンスタンド
  • 飛行機の機内販売
  • 月々の公共料金の支払い
  • 紙の伝票での決済
  • 金融商品(FX・投資・投機)

上記サービスは法人用デビットカードでは決済できない可能性があるので、現金の準備が必要です。

 

カードの発行枚数に上限がある

法人でデビットカードを利用する場合は、従業員も使えるように複数枚必要になることがありますが、ほとんどの法人用デビットカードは発行可能枚数が限られています。ただし、発行枚数に上限がある点は、クレジットカードも同じです。
デビットカードは追加カード発行をしても年会費が発生しないケースが多いですが、クレジットカードは有償であることが多く、追加カードを発行する際のコストという点ではデビットカードに分があります。

<年会費/1枚当たり>

種類 年会費
デビットカード 0円~1,000円前後
クレジットカード 0円~1,000円前後
0円~2,3万円(ステータスによって異なる)

法人用デビットカードの選び方

法人向けデビットカードを選ぶポイントは大きく「年会費」「還元率」「紐付している法人口座の振込手数料」です。

年会費

デビットカードは年会費が無料のものがたくさんあります。お得に利用する場合は、年会費無料のものを選ぶとよいでしょう。

年会費について

追加カードを多く発行できる企業は、年会費、またはカード発行手数料がかかるケースがあります。
また、初年度無料で翌年は年会費がかかるもの、前年に利用実績があれば年会費を無料とするケースもあります。

年会費だけではなく、自社の従業員数や事業所の数に応じて利便性の高さも含めて検討しましょう。

還元率

デビットカードの多くは、キャッシュバックを受けることができます。還元率が高く、キャッシュバックがあれば会社の経費節約につながります。

還元率

商品購入代金が1,000円で1ポイントのキャッシュバックが受けられる場合、還元率は1%と計算します。

GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビットカード」は還元率1%でキャッシュバックを受けられます。この還元率は、数あるデビットカードの中でもトップクラスの水準です。

紐付している法人口座の振込手数料

デビットカードはキャッシュカードに紐づけされているため、キャッシュカードでATMを入金や出金で利用することがあるので、ATM利用料なども重要なポイントです。

振込手数料

カード会社の特典でATMの利用料を毎月一定回数まで無料、または振込手数料を優遇するデビットカードもあります。

GMOあおぞらネット銀行の「Visaビジネスデビットカード」なら、GMOあおぞらネット銀行間での振替手数料はかかりません。

法人用おすすめデビットカード

ここまで解説した内容をもとに、法人用のおすすめデビットカードを紹介します。

GMOあおぞらネット銀行:Visaビジネスデビットカード

引用:Visaビジネスデビットカード | 商品・サービス一覧 | 法人口座 | GMOあおぞらネット銀行

法人・個人事業主いずれも申し込みができます。利用代金は口座から即時に引き落とされるので、立替精算がなく、経理の管理がしやすく、利用額の1%がキャッシュバックされるお得なカードです。

国税だけではなく、地方自治体への地方税の支払いもVisaデビットカードが利用できます。オンライン決済になるため、外出することなく自分の都合のいい時間帯に支払いを済ませることができます。

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド VISA
キャッシュバック還元率 1%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) -
発行スピード 約2週間
限度額 1日500万
カード発行上限枚数 1口座1枚
カード発行追加手数料 1,100
会社 GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行:Visaビジネスデビットカードのキャッシュバック還元率は1%。現金で決済するよりもお得です。

付帯サービス

  • Visaが提供する宿泊・ビジネスサービスなどを優待する「ビジネスオファー」
  • カード発行手数料が0円
  • GMOあおぞらネット銀行の口座宛なら振込手数料は無料

Visaビジネスデビットカードには与信枠がないので、口座に残高さえあれば大量仕入や海外出張などの大きな金額の支払いもできます。利用限度額は1日あたり500万円まで設定することが可能です。

GMOあおぞらネット銀行:Visaビジネスデビットカードは無料で発行できるうえ、Visaが提供するビジネスサービスなどが受けられる「Visaビジネスオファー」が利用できるのは大変お得です。

ゆうちょのデビットカード

引用:ゆうちょICキャッシュカードのご案内−ゆうちょ銀行

ゆうちょのデビットカードは、全国のJ-Debitマークのある加盟店で利用できます。買い物時に手持ちのゆうちょ銀行の総合口座のキャッシュカードを提示して、店の端末に暗証番号を入力すると、利用代金が銀行口座から即時に引き落とされます。

手持ちのキャッシュカードで決済をすることができるので、新たにデビットカードを作る必要はありません。また、キャッシュアウト利用可能と提示されている店舗では、レジでデビッドカードを提示して暗証番号を入力すると、ATMのようにレジからお金を引き出せます(代金は貯金から即時で引き落とされます)。

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド -
キャッシュバック還元率 なし
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) -
発行スピード 既存のキャッシュカードで利用可能
限度額 1回あたり100万円
カード発行上限枚数 -
カード発行追加手数料 無料
会社 株式会社ゆうちょ銀行法人サービス部

ゆうちょのデビットカードはポイント還元はありません。

付帯サービス

  • ゆうちょ銀行の総合口座のキャッシュカードで買い物ができる
  • 全国のJ-Debitマークのある加盟店、またはローソンで利用できる
  • キャッシュアウトが利用できる
全国各地に2万4,000カ所の窓口を持つ、ゆうちょ銀行の総合口座のキャッシュカードでそのまま決済可能に!全国56万カ所以上(2021年9月時点)の加盟店で使えます。

楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)

引用:楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB) | カード | 楽天銀行

楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)はJCBマークのあるお店で買い物をすると、楽天銀行法人ビジネス口座から即時引き落としで支払いが完了します(一部利用できない加盟店やサービスもあります)。

インターネットでの仕入れも、使い方はクレジットカードを利用して購入する方法と同じで、ビジネスデビットカードの番号を入力するだけで、購入代金が即時引き落とされて決済が完了します。

与信審査 なし
年会費 1,100円
国際ブランド JCB
キャッシュバック還元率 キャッシュバック1%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) -
発行スピード 1週間~10日
限度額 1日最高3,000万
カード発行上限枚数 9,999
カード発行追加手数料 無料
会社 楽天銀行株式会社

楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)のキャッシュバック還元率は1%です。

付帯サービス

  • カード発行上限額が9,999枚
  • 社用車やレンタカーが多い職種の経費精算回りを簡素化
  • 盗難、紛失に備え、カード毎に1,000円単位で1日の利用上限を設定することができる

多くのカードを発行できるので、全国に事業所や営業拠点があるような法人は、各拠点での備品購入や仕入れ管理が可能です。会社の口座から決済するため、交通費、出張費、備品購入などの立替金作業が削減できます。

1口座につき何枚でも発行可能なので、各事業所での会社の備品や営業廻りにかかる費用も従業員が立替払いをする必要がなく、精算業務を簡素化することが可能です。

りそなビジネスデビットカード

引用:Amazonビジネスがりそなビジネスデビットカードでご利用いただけます│りそな銀行

法人・個人事業主が申し込み可能す。国内外のVisa加盟店で利用可能なので、インターネットでの備品購入や、通信端末使用料金、出張精算、接待交際費、仕入れの精算など、さまざまな場面での経費支払いに利用できます。

メインカードの年会費は初年度無料。以降は年会費1,100円かかりますが、年1回以上利用すれば、翌年度の年会費が無料になります。また、サブカードは1枚あたり年会費が550円かかりますが、年1回以上利用すれば、翌年度は年会費無料になります。

与信審査 なし
年会費 初年度無料(年1度の利用で翌年度年会費1,100円が無料)
国際ブランド VISA
キャッシュバック還元率 キャッシュバック0.6%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) -
発行スピード 12日程度
限度額 1日1,000円~1,000万円
カード発行上限枚数 メインカードを含め9,999枚
カード発行追加手数料 年会費550円(1回以上の利用で翌年度年会費無料)
会社 株式会社りそな銀行

・りそなビジネスデビットカードのキャッシュバック還元率は0.6%

付帯サービス

  • インターネット支払い限定で、バーチャルカードも利用可能
  • 全てのカードに盗難保険、海外旅行傷害保険が付帯
  • 利用明細照会、一時利用停止/解除がWebで可能
  • 利用管理者、メインカード会員(管理者)に利用確認メールを送信
  • りそなJALオンラインが利用可能
  • Amazon Businessが利用可能
  • Visaビジネスオファーが利用可能
  • 創業応援パック
  • りそなCollaborate

創業応援パックは、りそな銀行の金融サービスの利用料割引や、提携企業を紹介するサービスです。りそな銀行口座を持ち、法人設立1年未満の方が申し込めます。また、中小企業に役立つ情報を集めたサイトりそなCollaborateを閲覧することができます。

りそなビジネスデビットカードは、付帯サービスも豊富。創業したばかりの個人事業主や法人にお得なサービスを提供している点が特徴です。

住信SBIネット銀行「 Visaデビット付キャッシュカード」

引用:ミライノ デビット(Visa) | 商品・サービス | NEOBANK 住信SBIネット銀行

法人、個人事業主いずれも利用可能。住信SBIネット銀行「 Visaデビット付キャッシュカード」は、Visaマークのあるお店で利用できます。利用代金は、法人口座から即時に引き落とされるため、従業員が立替えた経費の精算業務などの作業が不要になります。

与信枠がないため、法人口座に預金残高さえあれば光熱費、通信費や仕入れ代金、出張旅費、毎月発生する固定費といった大きな支払いにも利用できるうえ、利用の都度、メールでお知らせが届きます。また、利用明細を確認することもできます。

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド VISA、Mastercard
キャッシュバック還元率 ポイント還元0.6%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) スマプロポイント
発行スピード 1週間~10日程度
限度額 1日1,000万円
カード発行上限枚数 1 口座1枚まで
カード発行追加手数料 -
会社 住信SBIネット銀行株式会社

住信SBIネット銀行「 Visaデビット付キャッシュカード」の還元率は0.6%。スマプロ(スマートプログラムポイント)が付与されます。1ポイント1円相当の現金に交換。または、100ポイント単位でJALマイルに交換できます(100ポイント=40マイル相当)。

付帯サービス

  • 外貨預金口座(米ドル)から支払い可能
  • 最大1,000万円の紛失、盗難、不正利用補償
  • Visaはビジネスオファーが利用可能

米ドルでショッピングをする場合や、海外ATMを利用する場合、住信SBIネット銀行の外貨預金口座(米ドル)から支払うことができます。

住信SBIネット銀行は、住信SBIネット銀行「 Visaデビット付キャッシュカード」の利用以外でも、一定額以上の外貨預金や外貨積立、給与口座に指定するなどでさらにスマプロポイントがたまります。住信SBIネット銀行のその他の金融サービスと合わせて利用すればさらにお得です。

三菱UFJ-VISAビジネスデビット(法人向けビジネスデビットカード)

引用:三菱UFJ-VISAビジネスデビット(法人向けビジネスデビットカード) | 三菱UFJ銀行

法人、個人事業主が利用できる即時決済が可能なカードです。年会費無料で、追加カードも発行できるため、従業員が経費を立替えた場合の精算業務が簡素化されます。また、カード毎に利用限度額が設定できるため、管理が簡単です。

利用代金はその場で即時決済となるため、営業が立替え払いをする必要もなく、営業の精算に関する業務も不要。管理者はVisaビジネスデビット会員Webから全カードの利用明細が確認できるため、経費が透明化します。

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド VISA
キャッシュバック還元率 キャッシュバック0.2%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) -
発行スピード 2~3週間
限度額 1日200万円
カード発行上限枚数 代表カード1枚、非代表カード9枚合計10枚まで発行可能
カード発行追加手数料 無料
会社 株式会社三菱UFJ銀行

三菱UFJ-VISAビジネスデビット(法人向けビジネスデビットカード)のキャッシュバック還元率は0.2%です。

付帯サービス

  • カード1枚当たり、年間100万円までの不正利用時補償
  • カード1枚当たり、年間100万円までのショッピング保険
  • ショッピング利用、海外ATMの利用時に確認メールを送信
  • Amazon Businessが利用可能
  • Visaビジネスオファーが利用可能

確認メールを利用するためには、VISAビジネスデビット会員用Webの登録が必要です。確認メールはVISAビジネスデビット会員に登録したメールアドレスに届きます。

三菱UFJ-VISAビジネスデビット(法人向けビジネスデビットカード)は代表カード、非代表カードがいずれも年会費、発行費用が無料な点がポイントです。

みずほビジネスデビット

引用:みずほビジネスデビット | みずほ銀行

法人・個人事業主いずれも利用可能です。営業担当は、みずほビジネスデビットを使って営業にかかった経費を精算すれば、領収書を経理に提出するだけで出金との一致が確認できます。面倒な精算業務から解放されます。

簡単に入会ができるうえ、年会費、追加カードも10枚まで無料で発行ができます。事業所が分かれていても、各場所でみずほビジネスデビットを所有していれば本社で各事業所の利用状況を会員専用Webから一括で確認をすることができます。

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド VISA
キャッシュバック還元率 なし
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) なし
発行スピード 2週間程度
限度額 1日あたり1,000万円
カード発行上限枚数 10
カード発行追加手数料 無料
会社 株式会社みずほ銀行

・キャッシュバック還元率について紹介

付帯サービス

  • Visaビジネスオファーが利用可能
  • みずほビジネスデビットを利用して一定の旅行代金を決済した場合に、海外旅行傷害保険が付帯します。
  • 最大100万円までの盗難保険が付帯
  • Amazon Businessが利用可能
  • 株式会社ベネフィット・ワンのサービスが利用可能

みずほビジネスデビット会員企業は、企業の従業員に充実した福利厚生施設を提供する、株式会社ベネフィット・ワンの「ベネフィット・ステーション」の入会金が全額無料。月会費も割引価格で利用できます。

みずほビジネスデビットは追加カード10枚まで無料で発行できるうえ、従業員に福利厚生を提供できるサービスが割安価格で利用できるのが魅力的ですね。

ミライノ カード Business ライト

引用:クレジットカード(法人向け) | 法人のお客さま | NEOBANK 住信SBIネット銀行

ミライノ カード Business ライトは、法人の代表者、個人事業主が利用できます。従業員カードは3枚まで、申し込みはWeb完結で、最短4営業日で発行。従業員カードの分もまとめて利用額が引き落とされるため、経費を一元管理することができます。

代表者カード、従業員カードともに年会費、発行手数料は無料。ポイント還元はありませんが、Mastercardビジネス・アシストや、ベネフィット・ステーションといったビジネスサポートが充実しています。

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド Mastercard
キャッシュバック還元率 なし
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) なし
発行スピード 最短4営業日
限度額 ショッピング枠10~200万円
カード発行上限枚数 代表者と追加カードあわせて4枚
カード発行追加手数料 無料
会社 ライフカード株式会社

ミライノ カード Business ライトにポイント還元はありません。

付帯サービス

  • 海外アシスタントサービス
  • 国内レンタカー割引サービス
  • 弁護士無料サービス
  • カーシェアリングサービス
  • Mastercardビジネス・アシスト
  • ベネフィット・ステーション
  • クラウド会計ソフトfreeeが優待価格で利用できる

クラウド会計ソフトfreeeと連携し、支払が自動的に記録。ミライノカードBusinessライトを利用している会員は、freeeのアカウント作成後に標準プランを2,000円割引きの特典価格で利用することができます。

ミライノ カード Business ライトはポイント還元がありません。しかし、ビジネスサポートが充実しているため、創業間もない法人や個人向けのデビットカードといえるでしょう。

PayPay銀行:Visaデビット

引用:Visaデビットカード - PayPay銀行

PayPay銀行:Visaデビットは年会費・発行手数料無料で利用できます。与信審査などがなく、決算書の提出などの必要もありません。法人カードを作ることを手間に感じる方はおすすめです。

利用代金はすぐにWeb明細に反映され、14ヶ月分の紹介も可能。CSV出力もできるため、データを使った資料作成にも利用できます。また、ビジネスアプリを利用すれば、スマホでも簡単に確認ができます。

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド VISA
キャッシュバック還元率 キャッシュバック0.2%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) -
発行スピード 最短5日
限度額 1日500万円
カード発行上限枚数 4
カード発行追加手数料 無料
会社 PayPay銀行株式会社

PayPay銀行:Visaデビットの還元率は0.2%です。

付帯サービス

  • Visaタッチ決済が利用可能
  • Amazon Businessが利用可能
  • 不正使用保険年間500万円が付帯
PayPay銀行:Visaデビットは、GooglePayにも対応しえいるため、スマホのみで支払うこともできます。スマートに支払いを済ませたい方はおすすめです。

三井住友ビジネスカード for Owners

引用:法人代表者、個人事業主の方向け法人カード入会キャンペーン|法人カードの三井住友VISAカード

三井住友ビジネスカード for Ownersは法人代表者、個人事業主いずれも利用することができます。口座から自動引き落としされるため、請求書の処理や振込手数料といった事務作業が軽減されます。営業の立替え払いがなくなるため、現金出納管理業務が軽減されます。

ETCカードを発行することができます。ETCカードは初年度年会費無料。2年目以降は年会費550円かかりますが、前年に1度以上のETCの利用があれば翌年度の会費は無料になります。

与信審査 あり
年会費 1,375円
国際ブランド Visa
キャッシュバック還元率 ポイント還元0.5%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) Vポイント
発行スピード 最短7営業日
限度額 ショッピング枠150万円
カード発行上限枚数 20
カード発行追加手数料 440
会社 三井住友カード株式会社

・基本の還元率は200円当たり1Vポイント。1Vポイント=1円なので基本の還元率は0.5%。
その他マイルや景品との交換もできます。

付帯サービス

  • 最大2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
  • 最大5,000万円の国内旅行傷害保険(利用付帯に加え別途要件あり)
  • ANA、JALの国内航空券チケットレス発見サービス
三井住友ビジネスカード for Ownersは、基本のポイント還元の他、大手コンビニなどでさらに+2%のポイント還元、自分の選んだお店で0.5%がさらに還元されることがあります。対象店舗をよく利用する人はおすすめです。

横浜バンクカード(VISA・マスターカード)

引用:横浜バンクカード(VISA・マスターカード)|横浜バンクカード|横浜銀行のお得なキャッシュカード

法人名義では申し込むことができません。クレジットカードやローンカード機能、デビットカード機能がついたキャッシュカードです。デビットカードとしては、J-Debit加盟店で利用することができます。

横浜バンクカード(VISA・マスターカード)は、Visa、Mastercard加盟店で使え、デビットカードとしJ-Debit加盟店で利用することができるため、国内、海外のほとんどの場面で決済に利用することができます。
【デビットカードの機能としての内容になります】

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド -
キャッシュバック還元率 なし
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) -
発行スピード 窓口申込で2~3週間、インターネットなら10~2週間程度
限度額 100万円
カード発行上限枚数 家族カード2枚発行可能
カード発行追加手数料 無料
会社 株式会社横浜銀行

横浜バンクカード(VISA・マスターカード)はデビットカードとして利用した場合、ポイント還元はありません。

付帯サービス

  • 神奈川県内の店舗で優待をうけられる
  • クレジットカードとして利用すればポイントがたまる
  • はまぎんダイレクトの初回利用登録をすると3つの手数料が無料に(本会員カード口座のみ)

横浜バンクカード(VISA・マスターカード)を神奈川県内の一部店舗で提示をすれば優待サービスを受けられます。利用できる店舗やサービスは、横浜銀行がプロデュースするサイト「ハマトク」で検索できます。
また横浜銀行のインターネットバンキング、はまぎんマイダイレクトに初回登録をすると、横浜銀行ATM時間外手数料がいつでも0円。コンビニ等ATM利用手数料が月2回まで0円。はまぎんマイダイレクト他行宛振込手数料が月2回まで0円で利用できます。

クレジットカード、キャッシュカード、デビットカードが一体になった、神奈川県民必携のカードですね!

TSUBASAちばぎんVisaビジネスデビットカード

引用:TSUBASAちばぎんVisaデビットカード|ちばぎん

TSUBASAちばぎんVisaビジネスデビットカードは法人、個人事業主いずれも申し込み可能で、国内、海外のホテル、百貨店、専門店など多くの店舗で利用できます。また、利用金額は即時に口座から引き落とされます。

TSUBASAちばぎんVisaビジネスデビットカードを「ちばぎんパートナー店舗」となっているお店で提示をすると、さまざまなサービスを優待価格で利用することができます。対象店舗は、「ちばぎんパートナー」のサイトで検索できます。

与信審査 なし
年会費 無料
国際ブランド VISA
キャッシュバック還元率 キャッシュバック0.5%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) -
発行スピード 1週間~10日程度
限度額 1日1,000万円
カード発行上限枚数 25
カード発行追加手数料 無料
会社 株式会社千葉銀行

TSUBASAちばぎんVisaビジネスデビットカードはキャッシュバック還元率が0.5%です。

付帯サービス

  • ちばぎんパートナー対象店舗で優待サービスが受けられる
  • Amazon Businessが利用可能
キャッシュバックに加え、パートナー対象店舗の優待も受けられる非常にお得なサービスです。

法人用デビットカード比較一覧表

各デビットカードの主要項目を一覧表にしました。年会費は無料でもサービスにあまり差がないこと、またキャッシュバック、発行枚数で各社大きな差があることがわかります。

カード名 年会費 与信審査 国際ブランド キャッシュバック還元率 ポイント還元率 マイレージ還元率 最大発行枚数
GMOあおぞらネット銀行:〇〇Visaビジネスデビットカード 無料 なし Visa 1.0% - - 1口座1枚
ゆうちょのデビットカード 無料 なし - なし - - -
楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB) 1,100円 なし JCB 1.0% - - 9,999枚
りそなビジネスデビットカード 初年度無料(翌年から1,100円) なし Visa 0.6% - - 9,999枚
住信SBIネット銀行「Visaデビット付キャッシュカード」 無料 なし Visa 0.6% 0.6% 0.24% 1口座1枚まで
三菱UFJ-VISAビジネスデビット 無料 なし Visa 0.2% - - 10枚
みずほビジネスデビット 無料 なし Visa なし - - 10枚
ミライノカードBusinessライト 無料 なし Mastercard なし - - 4枚
PayPay銀行:Visaデビット 無料 なし Visa 0.2% - - 4枚
三井住友ビジネスカード for owners 1,375円 あり Visa 0.5% 0.5% 0.25% 20枚
横浜バンクカード(デビットカードとして利用) 無料 なし - なし - - 3枚
TSUBASAちばぎんVisaビジネスデビットカード 無料 なし Visa 0.5% - - 25枚

法人用おすすめクレジットカード

ここからは、法人向けのおすすめクレジットカードをご紹介します。
主に、ベンチャー企業や個人事業主でも作りやすいという視点でピックアップしています。

ライフカード「ビジネスライト」

引用:ライフカードビジネスライト | クレジットカードはライフカード

・審査書類が不要で、本人確認資料だけで申し込みができます。年会費無料で加入をすることができます。ショッピング枠は最大200万円と小さいので、スタートアップ・フリーランスの方向けのクレジットカードです。

与信審査 あり
年会費 無料
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB
キャッシュバック還元率 なし
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) なし
発行スピード 最短4営業日
限度額 最大200万円
カード発行上限枚数 4
カード発行追加手数料 初年度無料(翌年度以降1枚2,200円)
会社 ライフカード株式会社

・キャッシュバック還元率について紹介

付帯サービス

  • 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」のサービスが利用できる
  • リロの旅デスクで国内・海外ツアー最大8%オフ
  • ライフカード提携弁護士の法律相談を1時間無料で提供
  • クラウド会計ソフトfreeで利用代金明細を取得し会計帳簿を自動作成
スタンダードタイプは年会費無料でポイント還元はありませんが、たくさんの付帯サービスが魅力です!

JCB CARD Biz

引用:法人確認書類不要の中小企業・個人事業主向けカード「JCB CARD Biz」 | 法人カードのお申し込みなら、JCBカード

法人・個人事業主いずれも申し込みができます。法人の本人確認書類は不要なので、比較的簡単に申し込みができます。年会費は初年度無料、翌年は年会費がかかりますが、法人向けの会員サービスが充実しています。

QUICPayの他、Apple PayやGoogle Payなどのキャッシュレス決済にも利用できるので、スマートに決済ができるうえ、JCB CARD Bizの利用明細を会計ソフトfreeeに取り込むことができるため、会計業務が効率化します。

与信審査 あり
年会費 初年度会費無料(翌年以降年間1,375円)
国際ブランド JCB
キャッシュバック還元率 0.3%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) OkiDokiポイント
発行スピード 最短7日
限度額 100万円
カード発行上限枚数 1枚のみ
カード発行追加手数料 -
会社 株式会社ジェーシービー

利用額1,000円あたり、1OkiDokiポイントが付与。1OkiDokiポイントはキャッシュバックで3円。1,50ポイントで5,000円の商品券や(還元率は約0.48%)、マイル移行もできます。

付帯サービス

  • 国内外の海外旅行保険が利用可能(利用付帯)
  • ショッピングカード保険が最高100万円(自己負担1万円)
  • 国内航空機遅延保険
旅行保険がスタンダードカードの割に充実しているので、出張が多いビジネスマンにおすすめです。

オリコ EX Gold for Biz

引用:EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)|事業融資のオリコ

オリコ EX Gold for Bizは法人代表者向けのオリコ EX Gold for「 Biz M」と個人事業主向けの「Biz S」に分かれていますが、サービス内容にほとんど違いはありません。個人事業主向けは、追加カードの発行はできません。

ゴールドカードの割には破格の年会費なうえ、付帯サービスも充実。また、空港ラウンジサービスも利用可能で、旅行保険の内容も充実しており、通常のゴールドカードとサービス内容は同等です。

与信審査 あり
年会費 無料(翌年度以降年会費2,200円)
国際ブランド Visa、Mastercard
キャッシュバック還元率 0.6% ~1.2%
ポイント名(ポイント還元のカードの場合のみ記載) スマイル
発行スピード 2週間程度
限度額 10万円~300万円
カード発行上限枚数 4枚(法人のみ)
カード発行追加手数料 追加カード3枚まで年会費無料
会社 株式会社オリエントコーポレーション

・基本の還元率は0.6%。前年の利用額に応じて最大で1.2%までアップします。

付帯サービス

  • Mastercardビジネス・アシストが利用可能
  • Visaビジネスオファーが利用可能
  • 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」が利用できる
  • 空港ラウンジサービスが利用できる
  • 海外旅行傷害保険は2,000万円、国内旅行傷害保険は1,000万円付帯(いずれも利用付帯)
  • ショッピングカード保険が年間最高100万円付帯
翌年の還元率を1.2%にするためには、200万円以上のカード利用が要件になりますが、法人の経費もクレジットカードで支払っていけばさほどハードルは高くないと考えられます。

 

法人用デビットカードでよくある疑問・質問

デビットカードを一時的に使えないようできる?

デビットカードは一時的に利用停止することができます。各社のデビットカード会員専用Webから、利用停止、解除の設定ができるのが一般的です。

デビットカードの勘定科目の仕訳はどうすればいい?

デビットカードで商品を購入した場合は、現預金から即時決済となるため、以下のように仕訳します。

借方 金額 貸方 金額
消耗品費 3,000 普通預金 3,000

キャッシュバックやポイント還元の会計処理の仕訳はどうすればいい?

ポイント還元を値引きするか、キャッシュバックを雑収入として処理するかで異なります。
【値引きする場合】
5,000円の消耗品をデビットカードで支払い、500円分キャッシュバックをうけたので4,500円に値引きされたケース。

借方 金額 貸方 金額
消耗品費 4,500 未払金 4,500
未払金 4,500 普通預金 4,500

【500円のキャッシュバックを雑収入とする場合】

借方 金額 貸方 金額
消耗品費 5,000 未払金 5,000
未払金 5,000 普通預金
雑収入
4,500
500

いずれの方法を採用しても会計上問題ありません。

決済時の領収書は必要になりますか?

2020年10月から施行された、改正電子帳簿保存法により、一定の要件を満たしたキャッシュレス決済の利用明細データを領収書として利用できることになりました。
領収証が必要な場合でもPDFデータで受取る際の領収書の保存要件が緩和されているため、要件を満たせば、紙の領収証は必要ありません。

サブスクサービスでも利用できますか?

購入先によって対応しているか、していないかが異なるので、サブスクサービスを提供している運用元に確認をする必要があります。

利用停止になる場合はありますか?

入力情報誤りや残高不足など一定回数のエラーが続くと、カード会社の判断でカードが利用停止になることがあります。また、未払い金の発生期間が一定期間続いた場合もデビットカードが利用停止されます。

払い戻しのタイミングはいつになりますか?

デビットカードのデメリットですが、イレギュラーの取引に弱い点があげられます。買い物をキャンセルした場合は、払い戻しに1ヶ月半~2ヶ月かかることがあります。

二重引き落としになることがあると耳にしたのですが・・・

インターネットショッピングで注文の変更などがあると、一度口座より引き落としされた代金に加え、変更後に再度カードの有効性が確認され、利用金額変更分が再度、全額引き落としになります。
後日返還されますが、返還までには時間がかかり、二重引き落としの状態が発生することがあります。

まとめ

法人用デビットカードは即時決済、クレジットカードは後払いという特徴があります。それぞれ、メリット・デメリットがあるので、自身の置かれているビジネスにより良いものを選ぶように心がけましょう。

© よむしる