おすすめのSEOツール14選!無料・有料ツールを徹底比較

2022年7月19日

自社メディアを検索上位に表示させるには、SEO対策ツールの活用が必要不可欠です。規模の大きいメディアだけでなく、個人ブログでもSEO対策ツールを使う時代になっています。

しかし「SEOツールが多すぎて、どれを使えばいいのか分からない」「無料ツールと有料ツールどっちがいいの?」という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、SEO対策におすすめの無料ツールと有料ツールを厳選してご紹介します。SEOツールの種類についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

SEO対策ツールの種類を比較

まずはSEO対策ツールの種類について解説します。SEO対策ツールの種類は大きく分けて4つの種類があります。

種類

  • 検索順位(ランキング)チェック
  • SEO内部対策ツール
  • SEO外部対策ツール
  • キーワード選定ツール

この4種類を使い分けることで、全体のSEO対策を行えます。次章では、それぞれの特徴やメリットについて詳しく解説します。

検索順位(ランキング)チェック

検索順位チェックとは、狙ったキーワードの順位がどのように変化しているか確認できるツールです。記事が何位に表示されているかだけでなく、競合調査や市場全体の動きも見れます。

自社メディアがどの順位に位置しているかによって、訪問者数は大きく変わります。そのため、検索順位は常にチェックしておかなければなりません。

また検索ボリュームの大きいキーワードを見つけたり、ライバルの少ない市場を探したりするのにも役立ちます。

SEO内部対策ツール

SEO内部対策ツールは、自社メディアの内部構造や設計の見直しに役立つツールです。HTMLタグが正常に使用されているか、内部リンクが切れている記事はないか、等をチェックしてくれます。

内部対策はコンテンツを作る上で非常に大切な部分です。いわば家の土台のようなもので、外部SEOやコンテンツ制作の前に固めていく必要があります。よって、ツールを活用してこまめに改善していくことが大切です。

SEO外部対策ツール

SEO外部対策ツールは、他サイトからの被リンクを確認できます。良質な被リンクがもらえるとSEOに効果的です。

検索エンジンは、メディアの有益性や信頼性を被リンクで判定します。そのため、被リンクがどれだけもらえているか、どんなメディアから貼られているか確認することが大切です。

また悪質なサイトからの被リンクの有無も確認もできます。被リンクの種類によってツールを使い分ければ、ペナルティなどのリスクも回避できるでしょう。

キーワード選定ツール

自社メディアに必要なキーワードを調査するツールです。キーワード選定は、最初に行うSEO対策なので、慎重に進めなければなりません。

キーワードとは、検索エンジンで検索される語句を指します。検索数が多いキーワードは、ユーザーの関心も高く、上位表示できれば大きな利益を生むことも。よって、コンテンツを作る上で欠かせないものです。

その他にも、競合調査や市場規模といった、キーワードを取り巻く情報収集にも役立ちます。

【無料SEOツール】必ず取り入れたいフリーツール

SEO対策をするなら、まず入れておきたいのが無料ツールです。無料SEOツールだけでも、使い方次第で十分に対策できます。

特におすすめなのが以下の6つです。

  • Google Search Console
  • Google Analytics
  • キーワードプランナー
  • PageSpeed Insights
  • SEOチェキ
  • Ubersuggest

こちらでは、最低限入れておきたい6つの無料ツールを紹介します。

Google Search Console

Google Search Consoleは、自社サイトの検索キーワードについて調査できるGoogleの公式ツールです。キーワードに対して「平均掲載順位」「表示回数」「クリック数」「クリック率」をチェックできます。

その他にも、

  • ページの問題点を可視化
  • セキュリティ問題の検知
  • 被リンクの状況

といったSEO対策に欠かせない機能が備わっています。

サーチコンソールは、検索する読者がどんな行動をしているのか分かるツールです。それをデータに起こし、自社サイトの改善に活用してみてください。

Google Analytics

Google Analyticsとは、Google公式のアクセス解析ツールです。サイトへのアクセス状況を、複数の視点から調査できます。

  • 記事のPV数
  • 滞在時間
  • 読者の属性
  • 流入元の情報

このように、さまざまな集客データをチェックできるのがメリットです。

読者の属性が分かれば、どんなキーワードに興味があるか、どの商品を購入してくれそうか分析できます。

ちなみにGoogle Search Consoleと混同される場合があります。二つの違いとしては、Google Analyticsはメディアに訪れた後を分析するもの、Google Search Consoleはメディアに訪れる前を分析するものです。この2つのツールを掛け合わせれば、より詳細なデータを得られます。

キーワードプランナー

キーワードプランナーとは、Google公式のキーワード選定ツールです。特定のキーワードの検索ボリュームや新しいワードの発見、キーワードごとの広告入札単価等を調査できます。

またキーワードを入力すると、関連性が高く人気のワードも一緒に抽出してくれるのがメリット。このキーワードを組み合わせてコンテンツを作れば、上位表示が狙えるかもしれません。

キーワードプランナーは、Google広告を配信する人におすすめです。サイトを広告に載せる予定がある人は、ぜひ検討してみてください。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsは、サイトの表示スピードを点数で表示してくれるGoogleの公式ツールです。パソコンとスマホのページ表示スピードを100点満点で表示し、改善点も提示してくれます。

サイトの表示スピードはSEOにも影響するといわれています。また、表示スピードが遅いと読者の離脱にもつながりかねません。

読者のストレスを減らすためにも、PageSpeed Insightsを有効活用してみてください。

SEOチェキ

SEOチェキとは、サイト内部のあらゆる情報を取得できる無料ツールです。

サイトのURLを入力すると、

  • サイトSEOチェック
  • 検索順位チェック
  • キーワード出現頻度
  • 発リンク
  • Whois情報

特に検索順位チェックでは、GoogleとYahoo!両方の検索順位をキーワードごとに表示。複合キーワードの入力もできますので、ミドルワードやスモールワードでコンテンツを作る際に活躍してくれます。

操作方法も簡単なので、SEO対策初心者におすすめのツールです。

Ubersuggest

Ubersuggestとは、サイトのあらゆる情報を取得できるツールです。

  • 検索ボリューム
  • クリック単価
  • 被リンク数
  • ドメインパワー

このように、さまざまなデータを取得できるのがメリット。SEOチェキよりも少し踏み込んだツールと覚えておいてください。

Ubersuggestには無料版と有料版があり、無料版は検索キーワードの確認に上限が設けてあります。とはいえ一定のデータは調査できるため、入れておいて損はないツールです。

【有料SEOツール】深堀したい時におすすめ8ツール

無料のSEOツールでも基本的なSEO対策はできます。しかし有料ツールを使えば、さらに深掘りしたり、検索する手間を省けたりできるかもしれません。

特におすすめのツールが以下の8つです。

  • 極みツール
  • tact seo
  • tami-co
  • ahrefs
  • semrush
  • GRC
  • MIERUCA(ミエルカ)
  • パスカル
  • EmmaTools

これらの有料ツールをまとめて紹介します。

極みツール

画像引用元:極みツール

価格:月額38,500円(税込)

極みツールは、SEO対策のアドバイスをしてくれる有料ツールです。Googleアップデートにも対応しているため、アルゴリズムの変化を気にする必要はありません。

サイトのURLとキーワードを入力すると、改善点や施策のアドバイスを表示。そアドバイスに沿ってサイト内部のHTMLやリンク等を修正していくだけです。またライバルサイトを分析して、自社サイトと比較もできます。

自分の頭で考える時間が減るため、SEO対策の手間を省きたい人におすすめです。

tami-co

価格:月額43,780円~(税込)

tami-co「誰でもSEO記事を企画・執筆できる」をコンセプトに、記事のプランニング・作成に特化したSEOツール。大規模なオウンドメディアからブログ運用まで、様々な記事作成をサポートします。SEOコンサルタントが企画したツールのため、通常の解析だけでなく、多角的なWEBマーケティングにまで対応しているのが特徴です。

わずか3分でキーワード・競合分析を完了し、潜在ニーズや見出し用キーワードのピックアップまでしてくれるため、SEO初心者にとっては手放せないツールと言えるでしょう。「分析結果をどうやって見たらいいのかわからない」「ツールの使い方がわからない」という初心者ならではの不安も、電話またはオンラインでのサポートが解決してくれます。

tami-coについてもっと見てみる

tact seo

画像引用元:tact seo

価格:月額55,000円〜(税込)

tact seoは、SEOの課題を自動的に抽出してくれる有料ツールです。自社サイトと競合サイトを比較し、問題点や課題を提示してくれます。指示に従って対策するだけなので、SEOの専門的な知識がなくても問題ありません。

その他にも、

  • キーワードのグルーピング
  • 流入キーワード調査
  • 順位計測

といったSEO対策に欠かせない機能が備わっています。

SEOの知識を身に付けながら、適切な対策を行いたい人におすすめのツールです。

ahrefs

画像引用元:ahrefs

価格:$99〜

ahrefsは、世界で60万人が使用しているSEO対策ツールです。

このツールでは

  • 競合サイトの被リンク分析
  • 想定流入キーワード
  • ソーシャルメディアでの反応

といった部分を調査できます。

一番のメリットは世界最大級の被リンクデータ量。14兆のリンクデータ、1.8兆のURLを網羅しており、そのデータは現在も増え続けています。

より細かい調査をしたい場合や、海外向けメディアを運営している人におすすめのツールです。

semrush

画像引用元:semrush

価格:$119.95~

semrushとは、世界100万人以上が活用するオールインワン型のSEO対策ツールです。基本的なSEO分析だけでなく、広告やSNS分析等、デジタルマーケティングに欠かせない機能が備わっています。

AhrefやUbersuggestより幅広い調査ができるため、SEO対策だけでなくマーケティング面もカバーしてくれるのがメリットです。

さまざまなツールを活用するよりも、semrushに絞ってSEO対策をすれば費用対効果も高くなります。

GRC

画像引用元:GRC

価格:月額495円〜(税込)

GRC検索順位チェックツールです。Google、Yahoo!、Bing、3つの検索エンジンの順位を取得できます。

直近の順位だけでなく、過去の順位変化もグラフ表示してくれるのがメリットです。「なぜ検索順位が変動したのか」「どんな施策をすべきか」を調査できます。

ちなみにチェックしたいURLが3つまでなら、無料版を使えます。ただし検索語数や上位表示追跡に上限があるため、より深掘りしたい場合は有料版がおすすめです。

MIERUCA(ミエルカ)

画像引用元:MIERUCA

価格:月額165,000円〜(税別)

MIERUCAは、クラウド型のコンテンツ改善・SEO対策ツールです。自社サイトに必要なSEO対策を重要度順に提案してくれます。

内部最適化やタイトル改善によるクリック率(CTR)向上まで、あらゆるSEO対策を打ち出せるのがメリットです。

また流入や問い合わせを増やすキーワードを提案。狙いたいキーワードのボリュームや、競合サイトの流入キーワードを可視化してくれます。

SEO対策だけでなく、サイトへの問い合わせを増加させたい人におすすめのツールです

パスカル

画像引用元:パスカル

価格:月額49,500円〜(税込)

パスカルは、SEOやコンテンツマーケティングの業務効率を上げることに特化したツールです。競合分析により改善箇所を提示してくれるため、SEO対策にかける時間を減らせます。基本的な知識さえあれば、誰でもコンテンツ作成や分析が行えます。

またパスカルでは分析できるドメインに制限がありません。複数のサイトを運営している人にもおすすめです。

特に多くのメンバーや業務委託を抱えている場合は、オペレーション業務の短縮やコスト削減につながります。

EmmaTools

画像引用元:EmmaTools

価格:月額65,780円(税込)

EmmaToolsは、SEOライティングに特化したツールです。コンテンツ内で使用するキーワードを提示し、タイトルやリード文、見出しを自動で分析してくれます。

ツールの指示通りにライティングするだけなので、SEOの知識がない人でも高品質な記事を執筆できます。

また独自のスコアリング機能により、記事のSEO対策度を数値化。どこを改善すべきか明確にしてくれるもポイントです。

3ヶ月間の導入支援プログラムもありますので、使い方が分からない人でも安心して導入できます。

SEO対策ツールを導入しよう

この記事では、SEO対策におすすめのツールをまとめて紹介してきました。

複数のツールを活用すれば、より精度の高いSEO対策ができます。まずは無料ツールを導入し、できる限りのSEO対策に挑戦してみましょう

また、SEOの知識に自信がない方や、業務時間を短縮したい場合は有料SEOツールの導入も検討してみてください。

良質なコンテンツ制作を心掛けて、結果が出るSEO対策をしていきましょう。

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