SEO分析ツール37選!無料で揃うおすすめツールや機能別の比較表付き

2022年7月20日

サイトを検索結果で上位表示させるためには、SEO対策が必須です。
その際に「SEO分析ツール」を活用することで、自社サイトSEO対策がどの程度できているか、また改善点がどこにあるか簡単に調べることができます。
ただし、SEO分析ツールには多くの種類があるため「正直どれを使えば効率よく分析できるのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか
本記事では、無料ツールを中心に種類別比較表を用いながらおすすめをご紹介します。

SEO分析ツールの種類と使い分け方

SEO分析ツールは、以下の7つに分けられます。

種類 使う目的
SEO内部対策ツール リンク構造、コンテンツ設計、ユーザビリティ担保など、サイト内部に施すSEO対策を分析する際に使うツール
SEO外部対策ツール 被リンクやサイテーションなど、サイト外部へのSEO対策を調査する際に使用するツール
対策キーワード調査ツール   ユーザーニーズに基づいた対策キーワードを調査する際に使用するツール
検索順位チェックツール      検索順位をモニタリングする際に使用するツール
競合サイト分析ツール    競合サイトが獲得しているキーワードや、サイト構造などを分析するためのツール
コピペチェックツール   サイトのペナルティを回避するために、コピーコンテンツに該当しないかチェックするツール
レポート作成補助ツール データのモニタリングや報告資料など、レポート作成を時短できるツール

有名なツールを入れても、漠然と解析画面を見ているだけでは意味がありません。
SEO対策をしたいサイトのどのような課題「どのツールで解決するのか上記の表を参考に、目的を明確にして使い分けましょう。

無料で揃う!おすすめのSEO分析ツール

サイトを立ち上げたばかりの方や、これからSEO対策を始める段階の方であれば、まずはGoogleが提供する3つの無料ツールを揃えてください。
SEO分析に最低限必要な以下の情報を取得することが可能です。

  • コンテンツ解析(SEO内部対策)
  • 被リンク(SEO外部対策)
  • 検索順位
  • 対策キーワード

Google Analytics

Google Analyticsは、主にSEO内部対策であるコンテンツ解析を行うツールです。

  • リアルタイムのサイト利用状況
  • ユーザー属性やセッション・PV
  • 集客(サイトへの訪問経路)
  • ユーザーのサイト内での行動
  • コンバージョン解析
  • 日付を指定したデータ比較 など

これ1つでサイト全体からページ単位で包括的にSEO内部対策に必要なデータを取得できます。

URL:https://analytics.google.com/analytics/
料金:無料

※2023年7月1日よりGoogle Analytics 4(GA4)へ移行します。データを蓄積するため同じタイミングで導入しておくとよいでしょう。

Google Search Console

Google Search Consoleは、SEO外部対策である「被リンク」や「検索順位」チェックができます。
また、エラーやリンク切れをはじめ、問題点の検出やサイトマップの送信、インデックスリクエストなど、SEO内部対策においても必須のツールです。

URL:https://search.google.com/search-console/
料金:無料

主に、Google Analyticsはサイト流入までを分析するツール、Google Search Consoleはその後の成果を分析するツールと考え使い分けるとよいでしょう。

キーワードプランナー

キーワードプランナー は、指定したキーワードの「検索ボリューム」「関連キーワード」「競合性」を見ることができるため、難易度やコンテンツ設計のヒントを検索できます。

URL:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
料金:無料

利便性や精度が高いキーワードプランナーですが、 Google広告を配信していない場合は使用できません。
そのため、無料の代用ツールをご紹介します。

SEO内部対策ツール

SEO内部対策に特化したしたツールは、コンテンツ作成時に使用する「コンテンツ分析ツール」や作成したコンテンツを評価する「テストツール」のほか、技術的なSEO内部対策のための「テクニカルSEO分析ツール」があります。
以下では、分析の内容別におすすめのツールをご紹介します。

 

ツール名 特徴 料金
コンテンツの分析ツール tami-co 企画〜記事作成に必要なSEO調査を自動化 月額31,350〜
11万円(税込)
Microsoft Clarity ヒートマップ表示 無料
リッチリザルトテスト リッチリザルトの表示確認 無料
コンテンツ評価テストツール 高評価 キーワードの含有量を評価 無料
EmmaTools™ 総合的なコンテンツSEO評価 月額59,800円
(税別)
テクニカルSEO分析ツール PageSpeed Insights 表示速度を計測 無料
LightHouse 表示速度以外の指標も計測 無料

コンテンツの分析ツール

コンテンツを特定のキーワードで上位表示させるために必要な情報を分析できる、おすすめのツールをご紹介します。

tami-co

tami-coは、コンテンツ企画(記事構成)に必要な分析を自動化できるSEOツールです。
必要キーワードやニーズ調査、見出しやタイトルの提案など、手動では手間のかかる作業をワンクリックで分析してくれます。
有料ですが、生産性を考えるとコスパのよいツールと言えるでしょう

URL:https://tami-co.biz-samurai.com/
料金:月額43,780〜132,000円(税込)/7日間の無料トライアルあり

Microsoft Clarity

Microsoft Clarityは、コンテンツ内でユーザーがどのように行動しているかヒートマップやレコーディングで可視化してくれる、Microsoft社の無料ツールです。
ユーザー行動を観察し心理を読み解くことで、見出しやバナーの配置改善などコンテンツのユーザービリティ向上に活用できます。

URL:https://clarity.microsoft.com/
料金:無料

リッチリザルトテスト

リッチリザルトテストは、リッチリザルトをページ単位でチェックできるツールです。
リッチリザルトとは、Googleの検索結果に表示される「画像」「レビュー」「Q&A」など、タイトル・ディスクリプション以外の情報のことで、ページのクリック率に大きく影響します。
意図した表示になっていない場合は、構造化データマークアップで対策しましょう。

URL:https://search.google.com/test/rich-results?hl=ja
料金:無料

コンテンツ評価ができるテストツール

作成したコンテンツのSEO品質を評価できるテストツールをご紹介します。

高評価

高評価は、狙ったキーワードがコンテンツ内で適切に使用されているか点数化してくれる無料の分析ツールです。
見出し情報、alt属性、内部リンク発リンクも一覧で抽出してくれるため、競合分析にも活用できます。

URL:https://ko-hyo-ka.com/
料金:無料

EmmaTools™

EmmaTools™は、トピックの網羅性、キーワード含有率、文字数などの情報を多角的に分析し、コンテンツのSEO品質を評価してくれるツールです。
評価だけでなくどのように改善すべきか提案も表示されるので、経験の浅い方でも最適なコンテンツ改善ができるでしょう。

URL:https://emma.tools/
料金:月額59,800円(税別)

テクニカルSEO分析ツール

テクニカルSEOとは、検索エンジンにコンテンツの内容を明確に伝える技術的なSEO内部対策のことです。
以下のツールでは、ページの読み込み速度やメタタグなど、クローラーやインデックスに影響を与える項目がどの程度クリアされているかなどを分析できます。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsは、主にコンテンツの表示速度を計測できるツールです。
具体的には、LCP(ページの読み込み速度)、FID(レスポンスの速度)、CLS(レイアウトのズレ[UX])であるCore Web Vitals分析ができます。

URL:https://pagespeed.web.dev/
料金:無料

LightHouse

LightHouseはChromeの拡張機能で、表示速度以外のSEO品質も計測することが可能です。
具体的には、 Performance(ページの読み込み速度やレスポンスの速さ)、Accessibility(見やすさ使いやすさ)、Best Practices(サイトの安全性)、SEO(HTTPやメタタグが有効か)、Progressive Web App(モバイルでの読み込みが高速か)をスコアリングしてくれます。

URL:https://chrome.google.com/webstore/detail/lighthouse/blipmdconlkpinefehnmjammfjpmpbjk?hl=ja
料金:無料

LightHouseのほうがPageSpeed Insightsより多機能ですが、拡張機能のため使用するネット環境にデータが左右される可能性があります。
より正確にテクニカルSEO分析を行う場合は、併用することをおすすめします。

 SEO外部対策ツール

SEO外部対策は主に「被リンク対策」のことを指します。
ここでは、前述したGoogle Search Console以外で被リンク分析ができる無料ツールを2つご紹介します。

ツール名 特徴 料金
Hanasakigani 最大で10件の被リンクチェック 無料
Bing Webmaster Tools 被リンクチェックの上限は不明、競合サイト比較機能あり 無料

Hanasakigani(マイサイト被リンクチェック)

Hanasakiganiは、被リンクのドメイン数と最大で10件の被リンクの詳細を確認できます。
サイトの被リンク状況をサクッと分析したい際におすすめのツールです。

URL:https://hanasakigani.jp/
料金:無料

Bing Webmaster Tools

Bing Webmaster Toolsは、Microsoft社が提供しています。
被リンク、ドメインの総数や詳細、アンカーテキストを確認でき、競合サイトとの被リンク比較も可能です。
利用するにはサイトの登録が必要ですが、Hanasakiganiより高機能なため、じっくり被リンクを分析したい際におすすめです。

URL:https://www.bing.com/webmasters/about
料金:無料

対策キーワード調査ツール

サイトの設計時に、「どのキーワードでコンテンツを作成するか」「コンテンツ作成時にどのようなキーワードを含めるべきかといった対策キーワード選定を行うこと、SEO対策において重要です。
より優先度の高いキーワードを判断するためには、以下のツールを複合的に使って分析しましょう。

ツール名 特徴 料金
サジェスト分析ツール ラッコキーワード 検索回数制限なし

ダウンロード可能

無料
グーグルサジェストキーワード一括DLツール 検索回数制限あり

ダウンロード可能

無料〜
月額500円(税別)
共起語分析ツール 共起語検索 検索回数制限なし

手動でコピペ

無料
サクラサクLABO 検索回数制限なし

ダウンロード可能

無料
検索ボリューム分析ツール aramakijake.jp 検索回数制限なし

ダウンロード可能

無料
Ubersuggest 検索回数制限あり

ダウンロード不可

無料〜月額$99
トレンド分析 Googleトレンド 検索回数制限なし

ダウンロード可能

無料

サジェスト分析ツール

検索窓にキーワードを入れた際、直下に表示されるキーワード(一緒に検索されているもの)のことをサジェストといます。
このサジェスト分析ができるおすすめのツールをご紹介します。

ラッコキーワード

サジェストを抽出し、ワンクリックで重複削除されたキーワードをコピーできる便利なツールです。
Google以外にも、AmazonやYoutube、楽天などのサジェストも指定できます。

URL:https://related-keywords.com/
料金:無料

グーグルサジェストキーワード一括DLツール

サジェストを50音順で一括ダウンロードできます。
無料のままでは1日1回の検索制限がありますが、会員登録(有料)を行うと検索制限が外れ、各サジェストの下層キーワードまで抽出が可能です。

URL:https://www.gskw.net/
料金:無料〜月500円(税別)/年間1,000円/永久利用2,000円

共起語分析ツール

共起語は、指定したキーワードに対して関連性が強く、コンテンツに使用される頻度の高いキーワードのことです。
(例)「SEO」の共起語は、対策・サイト・検索・ホームページ など。
この共起語分析ができるおすすめのツールをご紹介します。

共起語検索

共起語検索は、Googleの検索結果の上位30サイトを自動分析し、共起語を抽出できるツールです。
サクッと目視で共起語を確認したいという方におすすめです。

URL:https://neoinspire.net/cooccur/
料金:無料

サクラサクLABO(共起語)

サクラサクLABOは、共起語一覧を出現回数付きで抽出してくれるツールです。
ダウンロードもできるので、他のツールと合わせてじっくりキーワード分析をしたい方におすすめです。
会員登録が必要ですが、無料で上限なく共起語を分析できます。

URL:https://www.sakurasaku-labo.jp/tools/cooccur
料金:無料

検索ボリューム分析ツール

キーワードの検索回数である、検索ボリューム分析する際におすすめのツールをご紹介します。
検索ボリュームを知ることで、キーワードの需要や難易度を予測することが可能です。

aramakijake.jp

指定したキーワードに対して、GoogleとYahoo!の月間検索ボリュームを抽出できるツールです。
また、順位別のアクセス予測数も見ることができます。

URL:https://aramakijake.jp/
料金:無料

Ubersuggest

指定したキーワードの検索ボリュームやSEO難易度、関連キーワードの情報を一括分析してくれる高機能なツールです。
無料利用は9回の検索上限がありますが、有料会員になるとすべての機能を上限なしで使うことができます。

URL:https://app.neilpatel.com/ja/ubersuggest/
料金:無料〜月額$99

Googleトレンド

キーワードの検索回数によるトレンド推移を見ることができるツールです。
季節性のあるキーワードや、流行に波がありそうなキーワードをチャートから分析できます。

URL:https://trends.google.co.jp/trends/
料金:無料

検索順位チェックツール

SEO対策の成果は、検索順位に現れます。
作成したコンテンツが狙っているキーワードで順位を獲得できているか」「施策がどう順位に影響したか、検索順位チェックツールを使ってモニタリングしましょう。
以下では、前述したGoogle Search Console以外の検索順位チェックツールを3つご紹介します。

ツール名 特徴 料金
SEOチェキ! URL単位でGoogle、Yahoo!の検索順位をチェック 無料
GRC キーワードの一括登録でGoogle、Yahoo!、Bingの検索順位をチェック 無料〜
月額2,475円(税込)
Rank Tracker キーワードの一括登録でGoogle、Yahoo!、Bingの検索順位をチェック 無料〜年間$384

SEOチェキ!

SEOチェキ!は、調べたいURLとキーワードを入力してGoogleとYahoo!の検索順位をチェックできる無料ツールです。
Yahoo!の順位は10位以内のみ表示されます。

URL:https://seocheki.net/?m=rank
料金:無料

GRC

キーワードを一括で登録でき、 Google、Yahoo!、Bingでの日々の順位動向を見ることができます。
複数サイト登録でき、データのダウンロードも可能です
ただし、Windows向けのツールのためMacユーザーは使用できません。
URLを3つ登録できる無料版があり、自社のサイト分だけ計測できればいいという場合は無料版の機能で十分でしょう。

URL:https://seopro.jp/grc/
料金:無料〜2,475円(税込)

Rank Tracker

Rank Trackerは、URLの登録だけで獲得しているキーワードとその順位を自動で抽出する機能があるため、自社だけでなく競合サイトの順位分析にも特化しています。
無料版での登録は1サイトのみですが、GRCと違いMacのOSにも対応しているのが特徴です。

URL:https://www.seopowersuite.jp/rank-tracker/
料金:無料〜年間$384

競合サイト分析ツール

SEO対策を効率よく行うためには、同じキーワードで上位表示を狙う競合サイトを分析することがあります。
以下では、おすすめの競合サイト分析ツールをご紹介します。

ツール名 特徴 料金
SEMRUSH 競合サイトのアクセス解析や自社サイトの比較分析が可能 月額$119.95〜449.95
SimilarWeb 競合サイトの情報抽出に特化 無料〜プロ版は応相談
Wayback Machine 競合サイトのページデザインの変遷を分析 無料

 

SEMRUSH

SEMRUSHは、競合サイトのさまざまな情報を抽出できます。

  • アクセス(流入)解析
  • 上位キーワードの特定
  • 獲得キーワード比較
  • ドメイン評価
  • 被リンク
  • SNSや広告からのアクセス解析 など

比較レポートの作成機能もあるため、簡単に自社サイトと競合サイトの比較ができます。

URL:https://semrush.jp/
料金:月額$119.95〜449.95/14日間の無料お試しあり

SimilarWeb

SimilarWebは、競合サイトの情報を詳細に洗い出すことができるツールです。

  • 競合サイトの特定
  • アクセス(流入)解析
  • 上位キーワードの特定
  • ユーザー属性
  • SNSや広告からのアクセス解析 など

URL:https://www.similarweb.com/ja/
料金:応相談/無料トライアルあり

自社サイトと競合サイトの比較分析をツールで代行したい方はSEMRUSHを、
より競合サイトの情報を詳細に抽出したい方はSimilarWebがおすすめです。

Wayback Machine

Wayback Machineは、競合サイトが行なった過去ページデザインの変遷や、現在は非公開になっているページを閲覧できるツールです。
競合サイトがどのようにコンテンツの構成やデザインを変更してきたか分析することで、マーケティング手法を読み解いたり、自社サイトのリニューアル時に活用したりできるでしょう。

URL:https://archive.org/web/
料金:無料

コピペチェックツール

コピペチェックツールは、コンテンツ内の文章が他サイトと重複していないかチェックできるツールです。
コピーコンテンツはサイト全体のSEO評価を下げてしまうため、コンテンツ作成時には必ず使用すべきツールとえます。

ツール名 特徴 料金
CopyContentDetector 無料で1日4,000字×30件までのコピペチェックが可能

有料で上限が変わる

無料〜
月額6,000円(税別)
chiyo-co
(旧:影武者)
無料で月1,000字×10件までのコピペチェックが可能

有料で上限が変わる

無料〜
月額55,000円(税込)
コピペリン 無制限でコピペチェック可能 年間6,000円(税別)

CopyContentDetector

CopyContentDetectorは、コピペ該当の度合いを赤・黄・青の順で文章にマーキングしてくれるツールです。
どのサイトと重複しているのか詳細まで確認できます。
シンプルで使いやすいツールですが、無料版は利用者が多くアクセスが混雑するとチェックに時間がかかることもあります。使いづらいと感じる場合は有料版がおすすめです

URL:https://ccd.cloud/
料金:無料〜月額6,000円(税別)

chiyo-co(旧:影武者)

chiyo-coは、元の文章と検出されたページの文章を並べて表示できる機能があるので、コピペの修正時に使いやすいツールです。
また、コピペ箇所だけでなく、キーフレーズ(文章の癖)を抽出できるため、著作権が厳しいコンテンツの作成にも向いています。

URL:https://kagemusya.biz-samurai.com/
料金:無料〜月額55,000円(税込)

コピペリン

コピペリンは、年間6,000円(税別)でチェック回数・文字数に制限なく使えるコスパのよいコピペチェックツールです。
コピペ対象ページとの比較も簡単なので、文章の修正時にも役立ちます
他サイトだけでなく、ファイル間でのコピペチェックも可能です。

URL:https://saku-tools.info/copyperin/
料金:年間6,000円(税別)

レポート作成補助ツール

アクセスデータの集計や報告資料など、SEOのレポート作成を時短できるツールをご紹介します。

ツール名 特徴 料金
Google データポータル 手動でデータ統合
デザインが自由・豊富
無料
サチコレポート データの自動統合に特化 月額3,960円(税込)

Google データポータル

Google データポータルは、Google AnalyticsやGoogle Search Console、スプレッドシートなどGoogle圏のツールとデータを連携させ、レポート化できるツールです。
テンプレートも豊富なので、わかりやすいレポートを簡単に作成できます。

URL:https://datastudio.google.com/u/0/navigation/reporting
料金:無料

サチコレポート

サチコレポートは、Google AnalyticsとGoogle Search Consoleの情報を自動で統合・解析し、データを取りまとめてくれす。
SEOコンサルタントが集計に時間をかけず施策に集中できるよう開発されたツールなので、レポート作成の工数を削減したい方におすすめです。

URL:https://cocorograph.co/service/report/
料金:月額3,960円(税込)

さまざまな機能が揃った複合ツール

1つのツールで複数のSEO分析ができる複合ツールをご紹介します。
違う種類のツールをいくつもまたいでSEO分析を行うのは時間がかかりますが、複合ツールではその手間を削減できるため、有料でも使う価値は高いでしょう。

SEO内部対策 SEO外部対策 対策キーワード調査 検索順位チェック 競合サイト分析  コピペチェック レポート作成補助 料金
ahrefs 月額$99〜999
MIERUCA 月額15〜60万円(税別)
パスカル 月額4.5〜8万円(税別)
DemandMetrics 非公開
Keywordmap 非公開
SEARCH WRITE 月額5万円〜
(税表記なし)
seoマスターProfessinal 月額37,800〜54,000円(税込)

ahrefs

ahrefsは、ドメインやURL単位でSEO分析ができるツールです。

  • ドメインの強さ
  • トラフィックの推移
  • 被リンク
  • 獲得キーワード
  • 検索ボリューム
  • 検索順位
  • ソーシャルシェア

上記のようなデータを抽出できます。
ahrefsの最大の強みは、競合サイトが獲得しているキーワードや被リンクを抽出できることです
自社サイトはもちろん競合分析にも強いツールと言えるでしょう

URL:https://ahrefs.com/ja
料金:月額$99〜999

MIERUCA

MIERUCAは、他のツールと比較しても特に機能が充実しているSEO分析ツールです。

  • Google Analytics、Google Search Consoleと連携したアクセス解析
  • キーワード調査(競合分析)
  • ユーザーニーズ調査
  • 検索順位
  • ヒートマップ
  • コピペチェック など

1つで多くの機能をカバーできるツールです。
分析作業をまとめて補いたい方や、コンテンツ強化に特化したツールを探している方におすすめです。

URL:https://mieru-ca.com/
料金:月額15〜60万円(税別)/無料お試しあり

パスカル(Pascal)

パスカルは、多機能でありながらコスパのよいSEO分析ツールです。

  • アクセス解析
  • キーワード調査
  • 競合サイト分析
  • 検索順位
  • レポート作成補助
  • コンテンツの改善点の提案 など

コンテンツ作成からレポーティング、改善までに必要な作業を補うことができます。
シンプルな機能が幅広く揃ったSEO分析ツールを使いたい方におすすめです。

URL:https://www.pascaljp.com/seotool_lp.html
料金:月額4.5〜8万円(税別)/4日間の無料お試しあり

DemandMetrics

DemandMetricsは、幅広い機能が揃ったうえにテクニカルSEO診断もできるツールです。

  • アクセス解析
  • キーワード調査
  • 競合サイト分析
  • 検索順位
  • 被リンク分析
  • レポート作成
  • SEO診断 など

さまざまな機能が揃っており、特にSEO内部対策に力を入れたいという方におすすめです。

URL:https://www.demandsphere.jp/
料金:非公開(問せにより見積もり)

Keywordmap

Keywordmapは、キーワード調査機能に特に力を入れている複合ツールです。
サジェスト・共起語・検索ボリューム・競合性など、多角的なキーワード分析まであります
キーワードのマインドマップ化や文字サイズ、色分けなどで直感的に重要性や関連性を把握することができるのも特徴です。
キーワード調査以外にも以下の機能が揃っています。

  • 競合サイト分析
  • ユーザーニーズ調査
  • 検索順位
  • ソーシャルシェア
  • リスティング広告調査

URL:https://keywordmap.jp/
料金:非公開(問せにより見積もり)/7日間の無料お試しあり

SEARCH WRITE

SEARCH WRITEは、改善施策に注力したい方におすすめの複合ツールです。

  • アクセス解析
  • キーワード調査
  • 競合サイト分析
  • SEO診断
  • タスク管理

SEARCH WRITEの最大の特徴は、ツール内で施策をタスク管理でき順位の推移による効果検証ができることです
競合分析を元に記事の構成補助やキーワード調査機能もあるので、ツール上で改善点を探すこともできます。

URL:https://searchwrite.jp/
料金:月額5万円〜(税表記なし)/無料お試しあり

seoマスターProfessional

seoマスターProfessinalは、シンプルで精度の高いコンテンツ解析ができる複合ツールです。
順位決定にかかわるアルゴリズムの要素を自動でチェックし、スコアリング・改善提案を行なってくれます。
どこをどのように改善すればよいのか一目でわかる構成で、グッドデザイン賞の受賞歴もあります。
その他、主な機能は以下のりです。

  • アクセス解析
  • キーワード調査
  • 検索順位
  • 競合サイト分析

URL:http://www.masteraxis.com/
料金:月額37,800〜54,000円(税込)

まとめ

SEO分析ツールは、目的に合わせたツールの使い分けができれば無料ツールだけで十分にカバーできます。
しかし、競合性の高い領域でサイトを運営している場合は、より高度なSEO対策を要するため施策量とスピード感が必要です。
使用頻度に応じて、機能性の高い有料ツールの利用をおすすめします。
サイトやコンテンツにどのような課題があるのか明確にして、最適なSEO分析ツールを選びましょう。

© よむしる